入間市工業会主催の「ワクワクモノづくり体験」が8月22日、入間市博物館「ALIT(アリット)」(入間市二本木)で行われ、子どもからシニアまで幅広い世代が地域の技術や文化に触れる体験を楽しんだ。
入間市工業会は、市が掲げる「来てよし、住んでよし、働いてよし」のスローガンの下、「未来に選ばれる街、人、企業」をモットーに、行政と連携して合同入社式を実施するほか、地域に向けたイベントなどを開催している。今回のイベントは「子どもから大人、シニアまで楽しめる1日!」をコンセプトに、地場の技術を体験してもらい、夏休みの自由研究にも役立ててもらおうと、ものづくり企業が結集して企画。今年で2回目となる。
当日は事業者による17のワークショップを用意し、モーターの原理を学びながら作る「手作りモーター教室」や、トラックや入間市のキャラクター「いるティー」を作る段ボール工作、傘袋ロケット、化学反応を利用した「まるい水玉づくり」、瓶の中で動くアート「からくり瓶」など、多彩な体験を行った。今年は入間市手揉狭山茶保存会が参加し、親子で茶葉を手もみしながら狭山茶の感触を体験するコーナーも登場。キッチンカーや入間市消防団による展示・体験もあり、会場は多くの参加者でにぎわった。
各ブースでは親子で挑戦する姿が見られ、完成した作品を手に喜ぶ子どもたちの姿や歓声が、会場のあちらこちらで聞かれた。40代の母親は「家では経験できないことを体験できるので楽しい」と話し、小学6年生の児童は「いろいろなことが体験できて面白い」と笑顔を見せた。手作りモーター教室に参加した小学1年の男児は「モーターが回ったのが不思議」と楽しそうに話していた。「近所なので、ちょっとのぞいてみた」という80代の2人は「健康に関する内容も役に立った」と喜んでいた。
手動彫刻機を使って夢中になっている子どもを見たプラスチック成型会社の社長は「町工場が行うものづくり作業にも子どもたちが夢中になっている姿を見ることができてうれしい」と話す。
入間市工業会の寺園智樹会長と実行委員長の高村賢二さんは「未来をつくる子どもたちに、地域にはさまざまなものづくり企業があり、面白い技術があることを知ってもらいたい。体験を通して、ものづくりの楽しさを感じてもらえれば」と話し、今後も継続することでイベントの周知と参加の広がりに期待する。