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西所沢の豆腐と焼き菓子店「このみ」で縁日 地域の人が集まる福祉店目指し

豆乳やおから入りの総菜もいろいろ

豆乳やおから入りの総菜もいろいろ

 西所沢にある豆腐と焼き菓子の店「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房conomi(このみ)」(所沢市上新井1)で7月4日、縁日が開かれた。

(左)管理者の関山さん、(右)イベント担当の柿沼さん

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 労働者協同組合労協センター運営の障害者就労継続支援B型施設「森のとうふ屋さんの手づくり菓子工房」が2023年に移転したのを機にリニューアルオープンした同店。「地域と共につくる、地域のよりどころ」をコンセプトに、カフェやレンタルスペースを併設している。店頭で販売する豆腐や焼き菓子には自家栽培した大豆や野菜を使用し、農作業から製造加工まで、35人の障害のあるスタッフが支援員と共に取り組んでいる。

 縁日は、毎年企画する季節イベントの一つ。スタッフでゲームの小道具や工作材料、飾り付けを分担して準備し、当日の接客も担当する。外の屋台では冷やしキュウリやフライドポテトなどの定番品のほか、「豆腐の唐揚げ」「おから入りお好み焼き」など豆腐店ならではの屋台飯を並べ、道行く人にも「いらっしゃいませ」と声をかけていた。屋台ゲームには順番待ちの列も。家族連れでにぎわう中、「お待たせしました」「ナイスシュート」など、スタッフの元気な声が飛び交っていた。

 管理者の関山浩二さん「障害のある人もない人も一緒に働くことが当たり前の風景になることを目指している」と説明する。地域のイベントへ出向くだけでなく、地域のカルチャー講師や町内会にスペースを貸し出すなど、「地域の人が集まり交流する場」になることを意識しているという。「縁日の運営には地域のボランティアスタッフも参加。口コミやSNSを通じて年々来場者が増えている」とも。

 利用9年目の津坂幸佑さんは、バスケットボールゲーム「天まで届け!おねがいスロー!」コーナーを担当。イベントは毎回「楽しみにしている」と話し、「今日は小さい子どももゴールしやすいように、籠の角度を調節したり、少し手伝ったり、皆が楽しめるよう気をつけた。子どもたちが笑顔になっているのを見るとうれしくなる」と答えた。普段は畑作業やシフォンケーキの材料の計量作業を担当しているといい、「今後、給食調理も担当してみたい。いろいろな目標を制覇できるよう、これからも頑張りたい」と話していた。

 店内に設置された七夕のササには、「たくさん楽しい思い出ができますように」「推しに会えますように」などの願い事が書かれた色とりどりの短冊がかけられていた。イベント担当の柿沼友美さんは「地域の方にも、いろいろな人がいることがすてきだなと思ってもらえたら」と願いを込める。

 季節イベントとして次回は10月に、「ハロウィーン」をテーマに開催する。

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