狭山の智光山公園(狭山市柏原)で6月6日・7日の2日間、「花菖蒲(しょうぶ)まつり」が開催され、2日間で6820人が来園した。来園者数は昨年を約2000人上回り、多くの家族連れや写真愛好家らでにぎわった。
園内には約2600平方メートルのハナショウブ園があり、約2600株のハナショウブが植栽されている。さらに、九頭龍池横には約600平方メートルのハナショウブ田が広がり、約1200株、150種類以上のハナショウブが咲き誇る。両日、見頃を迎えた色とりどりの花々を前に、来園者が写真撮影や散策を楽しむ姿が見られた。
当日はキッチンカーが並んだほか、記念撮影を楽しめるフォトスポットも設置。狭山市造園組合が花苗・苗木を販売し、今回初めてハナショウブも扱った。来園者は自宅でもハナショウブを楽しもうと買い求めていた。
会場には狭山市公式イメージキャラクター「おりぴぃ」も登場し、子どもたちとの記念撮影に応じた。ハナショウブを鑑賞しながらベンチで来園者同士が会話を交わす光景も。95歳の母親を連れて訪れた男性は「母が花を見るのが好きなので毎年来ている。色とりどりの花を見ながらゆっくり散歩できるのが楽しみ」と話していた。
80代の母親と娘の親子は弁当を持参し、市外から来園。「毎年この時期を楽しみにしている。子どもたちが小さい頃から智光山公園に来ているが、動物園もあり、一日中楽しめる公園。今では孫たちも年に数回来て楽しんでいる。自然が豊かで季節ごとの花も楽しめるし、駐車場が無料なのもうれしい」と話していた。
ハナショウブの管理を担当する石井造園の石井国利社長は「年間を通じて手入れを続けている。花が咲く時期には毎朝、咲き終わった花を摘み取りながら管理している。品種ごとの形や色の違いを楽しんでほしい。来園者の皆さんの喜ぶ姿が何よりの励み」と話す。
ハナショウブの見頃は6月中旬までだが、今月いっぱいは楽しめるという。