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狭山市役所で耐震シェルター展示 地震への備えの選択肢に 

金属製耐震ベッドタイプのシェルターの前に立つ(左から)建築住宅課の石井さん、小形さん、一級建築士の村上さん

金属製耐震ベッドタイプのシェルターの前に立つ(左から)建築住宅課の石井さん、小形さん、一級建築士の村上さん

 実物を見る機会が少ない耐震シェルターを展示し、市民に広く知ってもらうことを目的にした「備えて安心~耐震展~」が5月25日、狭山市役所1階・エントランスホールで始まった。主催は同市建築住宅課。

会場の様子

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 耐震シェルターは、地震発生時に住宅の倒壊から生命身体を守るためのもので、同課の小形到也さんによると、大きさ故に大規模展示会場で展示されることが多く、今回のような市民に身近な場所で展示されることは少ないという。就寝時の安全確保を目的とした金属製の耐震ベッドタイプと、一部屋全体を耐震化する木製シェルタータイプの2種類を埼玉県内では初めて展示した。

 小形さんは「家の耐震化は大震災が発生した直後には関心が高まるが、時間がたつと薄れてしまう。さらに、費用がどれくらいかかるのか、実際に工事をするまでにどのようなステップがあるのかなど知られていないことが多く、耐震化が進まないのが現状」と話す。

 展示会では耐震化相談のプロセスも紹介。2005(平成17)年に始まった相談会は、市役所が窓口になり連携している一般社団法人「埼玉建築士会」入間第一支部の一級建築士も同席して無料で対応。これまでの無料簡易耐震診断の実績は約1000棟に上るという。同支部の村上嘉康さんは「狭山市と当支部の連携は近隣自治体より先行している。耐震シェルターの導入は家屋全体の耐震工事より安価に実現が可能」と話す。

 「本年度に入って耐震化についての補助金制度が拡大、あるいは新規に設置された。このタイミングで各種制度や耐震シェルターを知ってもらい、いつ起きるか分からない地震への備えを前向きに検討し、少しでも安心感をもって生活していただきたい」と小形さんは話す。併せて、折り畳めるヘルメットや備蓄セットなどの防災アイテムも展示している。。

 開催時間は開庁時間の9時~16時30分。5月28日まで。

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