
狭山の炭火焼き店「炭火焼あぶりや本店」(狭山市新狭山2)で2月3日、「立春朝搾り天覧山を楽しむ会」が開催され、約30人が参加した。
毎年節分の次の日に開催されている「立春朝搾り」。節分の日の翌日深夜0時に搾り始め、神主のおはらいを受けた日本酒を、早朝、地元の酒屋が取りに行き、客に振る舞う。今年は全国で約17万6000本の日本酒が飲まれたという。
イベントに参加した50代男性は「今年もご利益があるようにと願いながら、大いに盛り上がることができた。『天覧山』を造っている五十嵐酒造は狭山の地酒も造っている関係性の強い酒蔵。このような機会に乗じて地域の交流が進んでいけば」と期待を込める。