
狭山市中央公民館(狭山市入間川1)第1ホールで9月27日、「狭山市創業セミナー」が開催された。主催は狭山市産業振興課。
第1回の講師を務めた狭山市ビジネスサポートセンター(Saya-Biz)のセンター長の小林美穂さん
狭山市ビジネスサポートセンター(Saya-Biz)、狭山まちづくり共同事業体が共催し、狭山商工会議所、飯能信用金庫が協力する同セミナーは毎年開催されており、今年で6年目となる。
国の特定創業支援事業の一環として全6回開催し、全日程に現地参加すると、法人設立の際の登録免許税の軽減措置や日本政策金融公庫からの融資の優遇措置などを受けられる。狭山市独自の特典として、プロカメラマンによるプロフィール写真撮影や「彩の国マルシェ」出店枠候補を用意するほか、「コワーキングスペース狭山」の利用が2026年3月まで無料になる。
セミナーの内容は、ビジネルモデルの掘り下げや見える化、収支計画や資金調達、創業手続きや税務労務管理などを学び、最後に参加者によるビジネスモデルキャンバスの発表会を行ってフィードバックを受ける。第1回講義では、ビジネスモデルの深堀りを行い、座学と、顧客について考えるワークショップを行った。
今年は19人が参加。これから狭山市内で創業を考えている人、創業まもない人などが参加した。
第1回の講師を務めた狭山市ビジネスサポートセンター(Saya-Biz)のセンター長の小林美穂さんは「創業に必要な知識や事業の押さえどころを体系的に学べる、実践的なプログラム。講義後の相談や交流会も行っていき、市内支援機関が連携してサポートしていく。狭山市内で事業を行う人の第一歩となれば」と期待を込める。