
「地域を『沸かす』ヒント」をテーマにした勉強会&交流会「『狭山の沸かし屋』に聞く、地域活性化勉強会&交流会」が9月30日、狭山市産業労働センター(狭山市入間川1、TEL 04-2946-7643)で開催される。主催は狭山まちづくり共同事業体。
当日登壇するNPO法人「フロム・ザ・スリードット」代表理事の松田陸さんは、初開催で3000人を集めたビアフェスの企画・運営や、市内回遊カプセルトイ「町ガチャ」、空き家の有効活用など、狭山で人を巻き込むプロジェクトを多数手がけてきた。
現在は「狭山市民と育てたホップで地ビールを造る」プロジェクトのクラウドファンディングで協力を呼びかけている。当日は、地域を動かす具体的な仕かけやアイデア、クラウドファンディングで100万円以上を集めた資金調達方法や支援者集めについても話す予定。
松田さんは「今は、新狭山のブルワリー『HAZY LABO』の東里(あいざと)さん、狭山市内で飲食店を複数展開しているTKOファミリーの大畑さんと一緒に、狭山土産になるようなクラフトビールの製造に挑戦している。5月にホップを配って9~10月に収穫して、来年2月に完成予定。狭山を語る人を増やして、狭山市内でチャレンジする連鎖が生まれれば」と期待を込める。
当日司会を務める同センターの星野邦敏さんは「狭山への愛と情熱にあふれる松田さんの取り組みから、地域を動かす実践的なヒントを持ち帰ってほしい。勉強会後は参加者同士の交流会も予定しているので、同じ思いを持つ仲間づくりの機会にもしてもらえれば」と参加を呼びかける。
開催時間は20時~21時30分(19時30分受付開始)。参加無料。定員は30人。申し込みは同センターのサイトのフォームで受け付ける。