
「コワーキングスペース狭山」が狭山市産業労働センター(埼玉県狭山市入間川1)内にオープンして、9月9日で3カ月がたった。
狭山市駅からデッキ直通の狭山市産業労働センターの2階にある同施設は、同センター指定管理業者の狭山まちづくり共同事業体が運営する。
同センターは4月に指定管理者が変わり、相談業務時間の変更のほか、コワーキングスペースの新設など、「多様な働き方」を支援する施策を打ち出している。コワーキングスペースには5席と丸テーブル3卓を用意し、丸テーブルでは2人が向かい合って打ち合わせなどもできる。オンライン会議での使用も可能。「周囲の方に配慮してもらい、互いに気持ちよく使ってもらえれば」と同事業体の星野邦敏さんは話す。
星野さんによれば、狭山市内や近隣の住民が利用するほか他県から来る人の利用もあるという。同スペースを数回利用したことがある所沢市在住の60代男性は「静かで落ち着く。仕事に集中したいときに使っている」と話す。
星野さんは「資格取得のための勉強やテレワーク、出張の際などに、駅前なので気軽に立ち寄ってもらいたい。今後は起業前後の方、個人事業主の方などの交流会も予定している」という。
営業時間は9時~20時。利用料は1時間440円(15分110円)で、最大料金は1,650円。定員は9人。モニターの貸し出しは無料。利用には同センターのウェブサイトで会員登録の上、利用時にオンラインで事前予約が必要。