
「渋沢MIX Meetup in 狭山」が7月4日、狭山市産業労働センター(狭山市入間川1)で開催される。
埼玉県は7月25日、さまざまな業種や規模の企業や起業家らの交流、マッチングによりイノベーションを創出する拠点「渋沢MIX」をさいたま新都心に開設する。施設のコンセプトは「オープンイノベーションの創出・促進」「スタートアップの創出・成長支援」「イノベーションを担う人材の育成」。開設に先立ち、県内各地域を巡るイベントを順次開催しており、今回は狭山市で開催する。
今回は「地域資源を事業に活(い)かす」を主題とし、「地域で見えてくる課題」「価値を見出し形にする」「新たな挑戦を、持続可能な取り組みに育てる」などをキーワードに対話を展開する。狭山で多様な立場から地域と関わる登壇者が、それぞれの視点で語り合い、渋沢MIXのコンセプトにつながるヒントを探り、「参加者一人一人にとって、新たな視点やつながりが生まれる時間になることを目指す」という。
登壇者はASTRA FOOD PLAN取締役の加藤剛章さん、NPO法人「フロム・ザ・スリードット」代表理事の松田陸さん、狭山市ビジネスサポートセンター長の小林美穂さん、飯能信用金庫地域支援部調査役の吉永匡志さんが登壇予定。ファシリテーターは、コミュニティコムの星野邦敏社長が務める。
埼玉県産業労働部産業支援課渋沢MIX担当の平野純一さんは「入間川の恵みや豊かな気候風土が育む狭山茶に代表される農業や製造業をはじめとする多様な産業が集積するこの地で、地域課題の解決や新たな価値創造に向けた議論を行う。新たな挑戦や共創に意欲のある方々に来場いただければ」と呼びかける。
開催時間は18時~20時。参加無料。定員は60人程度(立ち見含む)。申し込みは渋沢MIXの公式サイトで受け付ける。