見る・遊ぶ

狭山青年会議所が45周年記念イベント 新キャラ「ひこりん」誕生

狭山市の公式キャラクター「おりぴぃ」と、非公認の新キャラクター「ひこりん」

狭山市の公式キャラクター「おりぴぃ」と、非公認の新キャラクター「ひこりん」

  • 0

  •  

 一般社団法人狭山青年会議所は、10月5日、「入間川にこにこテラス」(狭山市柏原)で、創立45周年を記念した「ひこりん誕生祭×わくわく体験フェス」を開催した。狭山市、狭山市教育委員会、JAいるま野狭山支店が後援。

新キャラクター「ひこりん」と、狭山青年会議所の運営メンバー

[広告]

 同会議所は1979年の設立以来、地域の未来を担う若者の育成とまちづくり活動を続けてきた。今回の記念イベントは、今年のスローガン「Just Do It ~夢をえがけるまちへの一歩へと~」のもと、子どもたちが狭山のまちで夢を描ける体験を提供することを目的に企画された。

 メイン企画は、狭山市の公式キャラクター「七夕の妖精おりぴぃ」の対となる非公認の新キャラクター「ひこりん」の誕生披露。狭山市内の小中学生から約1,200件寄せられたデザイン案の中から、市民投票で選ばれた作品で、当日はお披露目式が行われた。ひこりんがステージに登場すると、会場は大きな歓声と拍手に包まれ、子どもたちは一斉に手を振って歓迎。作者となった中学生も登壇し笑顔で喜びを見せた。

 会場ではそのほか、熱気球の搭乗体験をはじめ、ペットボトルロケット制作・発射体験、VRスカイダイビング体験、ひこりん缶バッジづくり、救命救急体験、消防体験など、様々な体験ブースを展開。特に気球体験は予想を上回る人気で、開始から1時間で受付が終了するほどの盛況ぶりだった。

 実行委員長の大澤勇希さんは「多くの来場者から『楽しかった』『また開催してほしい』という声をいただき、準備の苦労が報われた」と話す。「ひこりんのお披露目式では、登場の瞬間に歓声が上がり、会場全体が温かい雰囲気に包まれた。制作者の中学生もとても喜んでおり、この日が多くの子どもたちにとって『夢を描くきっかけ』になってくれたらうれしい」とも語った。

 今回会場となった入間川にこにこテラスは、狭山市が2021年に整備した公共スペースで、同所を活用した大規模イベントは今回が初めての試みという。大澤さんは「このイベントをきっかけに、今後も地域の方々がにこにこテラスを利用して交流を深め、狭山のまちに新たなにぎわいが生まれてほしい」と期待を寄せた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース