
「先輩経営者から学ぶ創業セミナー」が8月30日、狭山市産業労働センター(狭山市入間川1)で開催される。
狭山市内で起業した経営者から創業の経緯や苦労したことなどを聞き、これから創業する人や創業間もない人の不安を解消し、創業へ踏み出す一歩となることを目的に埼玉りそな銀行と狭山市が共催で開く。
セミナーは3部構成で、第1部では地元で実際に起業した2人の経営者によるパネルディスカッションを行う。登壇するのは、顔認証技術を活用したセキュリティー製品を展開するRomiock(ロミオック)の田中弘樹社長と、国産小麦と野菜を使ったパン店「さんぽ」の安部敏江さん。創業のきっかけから、苦労したこと、乗り越えた工夫など、リアルな体験談を話すという。ファシリテーターは、これまで8000件以上の中小企業・創業相談に対応してきた狭山市ビジネスサポートセンター(Saya-Biz)の小林美穂センター長が務める。
第2部では埼玉りそな銀行、狭山市、狭山商工会議所など支援機関が創業支援メニューを紹介。第3部は名刺交換会・交流会で、参加者同士や参加者と各支援機関との「つながり作り」の場を提供する。
埼玉りそな銀行ビジネスプラザさいたまの永野達也所長は「起業に関心はあるものの、不安から一歩を踏み出せずにいる方々や、創業初期の悩みを抱える方々の力になりたいと考えている。創業を考えている方はもちろん、すでに事業を始めている方にも役立つ内容になっているので、気軽に参加してもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~(9時30分開場)。先着20人。参加無料。申し込みは埼玉りそな銀行狭山支店とフォームで受け付ける。