「義高の鯉(こい)のぼり」が5月3日~6日の4日間、入間川にこにこテラス(狭山市柏原)で開催される。
今年で11回目を迎える同イベントは、地域にゆかりのある歴史上の人物、源義高の供養として始まったという。約840年前、元服の儀(当時の成人の儀式)を終えたばかりの11歳の源義高は、1183年から源頼朝の人質として鎌倉で生活していたが、翌年、頼朝に命を狙われて逃亡。その途中で頼朝が放った追っ手に捕まり討たれた場所が現在の入間川河川敷とされている。
主催の「源義高鯉(こい)のぼりの会」の桂有史会長は「私が小学生のとき、社会科の先生から義高のことを教えられた。義高の悲劇は地域で語り継がれている。供養とともに、地域の子どもたちの健やかな成長を祈るために始めた」と話す。
こいのぼりの揚げ方にも工夫を凝らし、背の低い子どもたちも触れられるよう、あえて低い位置に掲揚している。桂さんは「自分が子どもの頃に触った生地の感触は今でも覚えている。親子でこいのぼりと戯れ、一緒に楽しい時間を過ごしてほしい」と話す。「今回から、こども家庭庁の後援を得ており、狭山市だけでなく周辺地域にもこのイベントの良さを広めていきたい」とも。
今年は初の試みとして、こいのぼりの帽子の塗り絵や御朱印の頒布を行うほか、狭山茶を飲みながら市内の古い写真を眺めるブースを設け、ホンダのクラシックカーを展示する。他に、キッチンカーの出店や、義高の生涯を描いた紙芝居の上演も行う。
初日の3日 11時からオープニングセレモニーを行う。こいのぼりの寄付も随時受け付けている。
開催時間は9時~16時。荒天中止。