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狭山で「さやまボッ茶大会」 ご当地ユニバーサルスポーツ多世代混ぜこぜで

「さやまボッ茶ミニミニ大会」集合写真

「さやまボッ茶ミニミニ大会」集合写真

 ご当地ユニバーサルスポーツ大会「さやまボッ茶ミニミニ大会」が3月26日、富士見集会所(狭山市富士見1)で行われ、小学生からシニアまで幅広い世代が参加した。主催は「狭山カーレットクラブまぜこぜ」。

最終ステージ「狭山」で得点を競う

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 氷上スポーツ「カーリング」を手軽に楽しめるよう考案された「カーレット」を中心に、2022年からユニバーサルスポーツを通じた多世代交流の場を企画する同団体。「さやまボッ茶」は、西武文理大学の学生と取り組んだ「ご当地ユニバーサルスポーツを作ろう!」プロジェクトの中で生まれた競技で、狭山市の特産品「狭山茶」と「ボッチャ」をかけ合わせて名付けられた。

 同競技はボッチャの用具を使い、「静岡」「宇治」といった日本三大銘茶の産地を的にして順に攻略し、最終ステージ「狭山」で得点を競う。代表の堀充さんは「どのユニバーサルスポーツよりもルールを分かりやすくし、誰でも楽しめることを目指した。『狭山茶』を取り入れることで、地元の魅力も感じられるよう工夫した」と話す。

 イベント出店などを通じて同競技を広めてきたが、大会は今回が初開催。当日の司会は小学生スタッフ「まぜこぜジュニアリーダー」たちが務め、手作りのボードでルール説明を行った。試合順序の確認、応援に使う手話を練習した後、2リーグに分かれて試合開始。チームメートが静かに見守る中、プレーヤーが投げた玉が的に入ると歓声が上がった。外れた時には「ドンマイ」という手話を交えて励まし合っていた。優勝は小学生チーム「ねこまる」。表彰状が手渡されると会場は大きな拍手に包まれた。

 2時間に及ぶ大会中、会場では笑い声が絶えず、初対面の小学生と高齢者が交流する様子や、認知症の女性とダウン症の女の子が互いに励まし合う姿も見られた。堀さんは「子どもから高齢者、障害の有無にかかわらず対等な立場で『混ぜこぜ』に交われるのが『さやまボッ茶』の魅力。4月29日の『狭山新茶まつり』で体験会を行うので遊びに来てほしい」と呼びかける。「富士見集会所では毎月第3木曜日にユニバーサルスポーツを楽しむ場を設けているので、気軽に訪ねてもらえたら」とも。

 大会に参加した高齢者デイサービス「だんらんの家狭山」(入間川)管理者の須貝駿一郎さんは「昨夏、暑すぎて散歩に出られない期間に、屋内で楽しめるレクリエーションを探していたところ、こちらの団体を見つけた。以来、何度か活動に参加している。今回は子どもたちとも交流でき、良い機会だった」と振り返る。市報を見て家族3人で初めて参加したという80代女性は「ボッチャをテレビで見て予習してきた。思うようには投げられなかったが、とても楽しかった」と笑顔を見せた。

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