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奥富産コシヒカリの「おこめパン」 狭山の高校生が生米から手作り販売

狭山市立奥富小学校の特別支援学級の児童の買い物体験

狭山市立奥富小学校の特別支援学級の児童の買い物体験

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 埼玉県立狭山特別支援学校狭山清陵高校分校の生徒が2月19日、奥富公民館(狭山市下奥富)で食品加工の授業「ちゃこちゃんベーカリー」で製造した新商品「おこめパン」を販売した。

販売を終えて「ありがとうございました」と大きな声であいさつ

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 同校では社会的自立に向けて働くことに対する意欲・関心を高め、働くために必要な知識や技能、態度を養うことを目的に食品加工の実習を行っている。その中でパン製造に取り組んだところ、生徒のパン技術が向上し、安定した良質なパンの製造量が確保できるようになった。そこで昨年10月、同館で定期販売を始めた。これを機会に地元農家の米を100%主原料とする「おこめパン」の新製品開発に着手し、試作と試食を繰り返して完成にこぎ着けた。製品は全て米粉からではなく生米から作られているのが特徴。

 この日は、「ちゃこちゃんあんサンド」「ごまウインナーマスタードのおこめパン」のほか、「豆乳シルキー」「黒みつきなこあん」「ストロベリーショコラのパウンドケーキ」を合わせて約180個用意。販売開始前には、狭山市立奥富小学校の特別支援学級の児童が買い物体験実習を行った。購入を終えた6年生の女子児童は「パウンドケーキを3個買った。今すぐ食べたい」とうれしそうに話した。

 販売担当の6人の生徒が、接客や商品の袋詰め、レジ精算を行い、開始30分で完売した。食品加工班の3年生のリーダー、村松亮都君は「小麦粉のパンと違い、生地が乾かないように手早く作業をしなくてはいけなくて大変だった。(販売を終え)今は達成感でいっぱい」と振り返り、同校の田中理子校長は「たくさんの方に来ていただき、生徒たちの励みと自信になる」と話した。

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