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狭山「ボッチャ交流地区大会」に10チーム38人 優勝チームは県大会へ

優勝を喜ぶ「さっちゃんチーム」のメンバー

優勝を喜ぶ「さっちゃんチーム」のメンバー

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 狭山市奥富地区のボッチャ交流大会が11月30日、サンパーク奥富ホール(狭山市下奥富)で開かれた。

赤と青、どちらが白ボールに近いか

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 ボッチャは、2チームに分かれ、ジャックボールと呼ばれる白いボールに自分のカラーボール(赤か青)をどれだけ近づけられるかを競う競技。各チームが6球ずつ投げ終えた時点で、ジャックボールにより近いボールを置いたチームが勝ちとなる。ボールは手で投げたり転がしたり、足で蹴ったりすることもできるため、子どもから高齢者、障害のある人まで幅広く参加できる。

 青少年育成奥富地域会議の斉藤浩二会長によると、同会議では「奥富かかし祭り」「たんぼリンピック」などのイベントを通じ、地域の交流を図ってきた。委員の中にボッチャ経験者がいたことから、今回の大会を企画したという。審判は同市スポーツ推進委員7人が務めた。

 当日は、同地区在住の小学生・中学性・高校生をはじめ、公民館利用者や軽度の障害がある人などで構成する10チーム38人が参加。3コートに分かれ、計21試合を行った。

 「さっちゃんチーム」が4回戦を勝ち抜いて優勝し、来年2月14日に上尾市で開かれる予定の埼玉県ボッチャ交流大会への出場が決まった。

 同チームは、奥富地区の福祉活動に携わる民生委員や在宅推進委員ら4人で構成。キャプテンの朝倉さち子さん(奥富在住、70代)の名前にちなみ、チーム名を付けたという。朝倉さんは「ボッチャは何度か練習したことはあるが、大会出場は初めてで、まさか優勝するとは思わなかった」と喜びを表す。

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