アロマトリートメントサロン「はるのおと」(狭山市富士見2)が11月1日にオープンした。
サロンを開いたのは市内在住のセラピスト、井上育恵さん。人と関わる仕事を長年続けてきた経験から、「日頃頑張っている人にゆったり過ごしてもらいたい」と考え、静かな空間で香りと会話を楽しみながら落ち着ける場所として開業したという。店名の「はるのおと」は、春の温かさや出会い、希望のイメージから名付けた。
来店時には、その日の気分や好み、悩みを聞き取り、それに沿った香りを用いたトリートメントを提供する。「施術中も話をじっくり聞くようにしている」という井上さんは「日頃、自分の気持ちを話す機会が少ない人も多い。気軽に思いを話せる場所にしたい」と話す。
言語聴覚士の国家資格を持つ井上さんは、口腔・発声ケアセッションも提供。話す力を楽しく維持するための口と声のエクササイズも行う。
井上さんは「日頃は誰かのために頑張っている人も、自分に目を向ける時間を持ってほしい」と呼びかける。
営業時間は10時~19時。火曜定休。完全予約制で、前日まで受け付ける。