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新狭山北口商店会で「ミューラル」企画 酒販店のシャッターにアート作品

新狭山北口商店会の田口博章会長

新狭山北口商店会の田口博章会長

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 店のシャッターをキャンパスと見立ててアート作品を作る取り組み「シンサヤマミューラル」が新狭山北口商店会で行われており、4月から新たに田口酒屋のシャッターを用いて制作に取りかかる。

「シンサヤマミューラル」によって彩られたシャッター

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 「ミューラル」はストリートアートの一種で、壁面をキャンパスに見立ててアート作品を描くことをいう。制作は、狭山市に縁のある人を中心に、これまでARAYANの作家名で活動している荒屋孝良さんや、東京芸術大学の学生・須釜衣緒里さんと堀内華乃さん、ニューモアの宮島依子さんなどによって描かれてきた。

 同商店会の田口博章会長は「2020年からのコロナ禍で、商店街でイベントが開催できなくなったことから何か新しいことを始めたかった。年に1店舗のペースで制作しており、これまで飲食店、不動産店、布団店、化粧品店のシャッターに描いてきた。各店に声をかけて、やりたいと言ってくれる店から描いてもらっている」と経緯を話す。

 「店主の希望とアーティストを結び付けるのが大変。それでも商店街が、よりにぎやかになればという思いで続けている。制作には1~3カ月くらいかかる。制作過程も楽しんでもらえれば」とも。

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